藤田東吾氏からのメッセージ   

京都ではたまたま見つかりましたが、他の物件では、国土交通省以下、まともに調査する気が無かった様ですね。

以下は、「きっこのブログ」からの転載です。
藤田社長からの緊急メッセージ

関係者の皆様

昨日(1/25)、アパグループが手掛けた京都市内の二つのホテルについて構造計算書の偽装が京都市と国交省から公表されました。イーホームズは、アパの二つのマンション計画(「アパガーデンパレス成田」と「アップルガーデン若葉駅前」)について、去年の二月から構造計算書の偽装を指摘してきましたので、この主張が明らかになった一端だと考えています。

構造設計を行なった、田村水落設計事務所の代表、水落光男氏が、当社に申請した物件以外でも「偽装を行なってきた」と言明したことが証明されたと言うことです。

取材や問い合わせが多く寄せられていますので、重要なことを下記列挙します。

1.報道では、平成18年6月に当社から国交省に対して報告を行なったとありますが、これは間違いであり、平成18年3月3日に報告を行ないました。報告の内容は、田村水落設計が他でも偽装(改ざん)を行なってきたと言明したので、他の物件については国交省主導で調査を行うべきだとの報告を行ないました。








2.当社が発見したのは、アパグループの前記2つのマンション計画と、藤光建設が建築主の「エグゼプリュート大師駅前」でした。アパの二物件については、仮定条件等を変更して基準値を満たせないかの検討を行ないましたが出来ませんでした。その後、アパサイドから担当取締役等が来社し隠蔽を要請しましたが、当社はこれを公表し工事は中止に到りました。

一方、「エグゼプリュート大師駅前」の物件は、川崎市において計画変更及びその後の中間、完了検査が行なわれ、結果として、偽装されたままのマンションが住民に引き渡されたと考えております。

3.この問題の制度上の原因は、「建築物の確認検査制度」にあるのではなく、「構造計算プログラムの大臣認定制度」にあります。偽装(改ざん)可能なプログラムを十分に検証しなく認定してしまった国交省(旧建設省)と(財)日本建築センターに責任があります。

そして、この大臣認定制度の不備を悪用した構造設計士が偽装を行なったのが原因です。

耐震偽装事件を、「確認検査制度上の見過ごし」とか、「確認検査の民間開放」の責任だとマスコミに言わしめているのは、国土交通省の官僚が、自らの失策を隠蔽するために責任転嫁している情報操作です。

4.アパグループは、ヒューザーと同様に、この制度上の欠陥を官僚が隠蔽すると言う「耐震偽装事件の本質的な原因」のもとに、被害者でもあります。しかし、アパグループが隠蔽を画策したのは事実です。去年の3月において隠蔽を画策し、その後、約1年を経て今回の京都の偽装物件が表に出たわけですが、もしこの間に大きな地震が到来して被害者が出ていたら、どう責任を取れるのでしょうか。

まして、ホテルだけでなく、引渡し済みのマンションにも、数多くの水落光男氏が関与した物件があるはずです。更に、水落光男氏は、元タムラ設計事務所の構造設計担当社員であったのだから、タムラ設計事務所において水落氏が関与した物件の調査も即座に行なうべきです。この数は、田村水落設計が設計を行なったという168棟を遥かに超えるはずです。

5.重ねて言及しますが、日本を揺るがす「耐震偽装事件」の本質的な原因は、官僚が自らの失策を一部の民間の責任にしようと画策したことにあり、これを行なった者は、国土交通省の佐藤信秋事務次官(当時)と山本繁太郎住宅局長(当時)です。この二名が耐震偽装事件を混乱の極みに導いた責任者です。

しかし、この二名は、耐震偽装事件を隠蔽した功績で、佐藤信秋においては夏の参院選の自民党からの比例候補となり、山本繁太郎においては住宅局長から国土交通審議官に昇進してしまいました。

偽装マンションの取り壊しや建て直し、補修などにおいて多額の税金が投入される事態に関わらず、引責することも反省の弁の一切もなく、佐藤信秋や山本繁太郎の転進は国民を愚弄し馬鹿にした人事政策の何ものでもありません。

特に、アパグループの元谷会長は、安倍総理の後援会、安晋会の副会長と聞き及びます。イーホームズが去年の2月に発見し公表したアパのマンションの隠蔽に加担した功績が、佐藤信秋の自民党比例候補選出に到っていないのなら、この事実を至急自民党は調査検証して、候補者の再考と、山本繁太郎国交審議官の間違った人事政策を再考するべきだと思います。

以上を、昨日発表のあったアパグループの偽装に対して各マスコミにコメントしていますので、ここに公表いたします。

平成19年1月26日
イーホームズ株式会社
代表取締役 藤田東吾

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by e_jovanni | 2007-01-27 22:39 | 人間として

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