人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「キューバの恋人」   

Excite 「脇をやる役者の励みになる」津川雅彦らに紫綬褒章

ちょうど今、黒木和雄監督の初期三部作を見ている所で「キューバの恋人」では津川雅彦さんが主役じゃないですか。その当時はたぶん見てないと思うのですが不思議な映画ですね。

「キューバの恋人」_d0040314_23412542.jpg


何かドキュメンタリー風であってラブロマンスのストーリーなんですからね。
その当時だったらキューバは革命の聖地的な扱いでしたが何か日本の男が茶化している様な雰囲気が感じられる。あの監督の一種の皮肉ですかね。
「狂った果実」がデビュー作だそうで若い頃はカッコ良かったんですね。
裕次郎と同じ時代ですか、コメディタッチも出来るし器用な役者ですのでこれだけ長く出来たんでしょうね。
ちょい悪風なんですが、最近は好々爺になってしまってちょっとつまらなくなった気もします。

紫綬褒章の受章おめでとうございます。
脇役人生の集大成ですね。






「キューバの恋人」
黒木和雄監督の劇映画第2作。当時第三世界革命の支柱と言われていた社会主義国キューバを舞台に、ノンポリの日本人船員と女性革命兵士が織りなすラブロマンス。大学闘争中の日本に波紋を投げかけた。
あらすじ
1968年当時、キューバは日本の青年子女にとって幻の革命の聖地であり、革命から10周年を迎えようとしていた。キューバにおいてチェ・ゲバラの思想は深く浸透し、英雄とされていた。
日本の青年船員アキラはハバナに寄港し休暇を取る。アキラは現地の女性マルシアを見染める。しかし彼女は若き革命家でもあった。
中南米にゲリラとして旅立とうとする彼女を執拗に追うアキラ。
革命の熱気溢れるキューバを舞台に描くラブ・ストーリー。



 秋の褒章受章者750人(うち女性139人)と19団体が2日付で発表され、芸術や学問の分野で功績のあった人に贈られる紫綬褒章には、俳優の津川雅彦(66)、落語家の桂三枝(63)、映画監督の小栗康平(61)、作詞家の阿木燿子(61)、女優の麻実れい(56)ら21人(うち女性5人)が選ばれた。
 津川は「役者になってつくづく良かった。脇で頑張ってきたぼくを評価していただいたことが、脇をやる役者の励みになるかと思うとうれしい」と喜びを語った。

by e_jovanni | 2006-11-03 01:00 | 映画

<< 一体、どこの国の話? 懐かしい人。 >>