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伝統を守るって難しい。   

Excite <岸和田だんじり祭>34台が疾走、飲酒運転厳禁も呼び掛け

岸和田だんじり祭が始まったが、明治9(1876)年から9月14、15日に固定されていた日程が130年ぶりに変更され、今年から「敬老の日」(9月第3月曜日)直前の土、日曜の開催になった。

せっかくこれだけ守られて来た伝統がここで途切れてしまった。
まあ、部外者がどうこういう事ではないかも知れないが、やはり時代とともに変わってしまうのかも分からないが寂しいですね。(敬老の日を変えるからややこしくなったわけですが。)
ここは特に観光客という人出も欲しいわけですね。街の発展の為には、そうするとやっぱり伝統も変えざるを得ないでしょう。うちの村落では、そんな事を当てにしてませんから伝統をかたくなに守っていますがね。
飲酒運転したら、その町は出場停止位にして模範になればいいと思いますがね。


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 勇壮な曳行(えいこう)で知られる「岸和田だんじり祭」が16日、大阪府岸和田市で始まった。明治9(1876)年から9月14、15日に固定されていた日程が130年ぶりに変更され、今年から「敬老の日」(9月第3月曜日)直前の土、日曜の開催になった。時折る降る小雨の中、大勢の見物客を前に、旧市街と春木地区で計34台のだんじりが「ソーリャ、ソーリャ」の掛け声とともに疾走。南海岸和田駅前では、突進してきただんじりが速度を落とさずに直角に曲がる「やりまわし」が披露された。参加者にとって「無礼講の日」だが、福岡市の幼児3人死亡事故を受け、各町は飲酒運転厳禁を呼びかけた。
 祭りの日は、酒に酔って暴れたり、飲酒後にマイカーを運転する参加者もいたが、飲酒運転に厳しい批判が出る中、各町の責任者は直前に「飲酒運転厳禁」を呼びかけた。
 備品運搬用に各町に10枚ずつ交付される「車両通行証」の車だけが市中心部を通行できるが、特に、その運転手は「飲酒絶対禁止」を言い渡された。南町の槌谷進町会長は「法被姿で酒に酔って運転したら町の顔に泥を塗ることになる。各町の役員は飲酒運転厳禁のお触れを出した」と話す。岸和田署も「祭りだからといって見逃すことはない。酒気帯び運転があれば、その町の役員を呼び出してきつく言う」との姿勢だ。
 祭りは03年の「ハッピーマンデー」導入で、祝日の敬老の日が15日から第3月曜日に変わり、04、05年は平日開催に。祭りの最高責任者、地車祭礼年番の三田英雄・年番長(63)は「観客の激減、曳き手の減少に歯止めがかからなかった」と、今回の日程変更が苦渋の決断だったと強調する。
 会社勤めの曳き手は試験曳きと合わせて3連休を取るが、平日だと職場の理解が得られにくくなった。また、祭りの日は基幹道路が通行止めとなり大渋滞に。宅配便の集配が滞り、従業員が一斉に休む工場では操業に支障が出た。
 祭りは2日間に60万人以上訪れるほどの人気だったが、平日開催2年目の昨年は36万人に減少。今年は60万人以上の人出復活を予想している。

by e_jovanni | 2006-09-17 22:47 | いっちょかみ

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