日本と戦った日系人   

UTSで
「NHKの再放送は最高そう」
というカテゴリで最近のNHKは随分良い番組をやってる事を教えてもらいましたが、15日関連で私もたまたま見た番組ですが、また新たな視点で見させてもらいました。

BS特集「日本と戦った日系人~GHQ通訳・苦悩の歳月~」

:BS1 放送日 :2006年 8月14日(月)
放送時間 :午後10:10~午後11:55(105分)
ジャンル :ドキュメンタリー/教養>歴史・紀行

太平洋戦争のさなかマッカーサー司令部には日系アメリカ人の特別部隊が作られた。沈黙を破り、元軍人たちが日本とアメリカの間で苦悩した思いを語る。
GHQの内部、特にG2で情報関連の仕事をしていただけに守秘義務は厳しく、最近になって公文書の公開が始まったため、彼らも漸く重い口を開き始めた。更に関連した二世たちが記録を残していこうとしていくのだが、時既に遅く老齢化の為一人また一人と消えて行く。

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太平洋戦争のさなか、マッカーサー司令部GHQは、およそ6000人の日系二世を集めて特別部隊を作り、日本軍の機密情報の収集に当たらせた。日系軍人には守秘義務が課せられたため、父や母が生まれた国と戦った苦悩を近年まで語ることはなかった。その中のひとり、ハリー・フクハラさんは、母と兄が広島で被爆している。フクハラさんの中心に、日本とアメリカの戦争と戦後を新たな視点でたどる。


ハリー・フクハラ氏が消えようとしている歴史の真実の記録を残そうとして戦友たちを訪ねていくのだが、いかんせん老齢化の為に証言者が消えていこうとしている現実に愕然としながらも、少しでも手がかりを求めて関係者を訪ねて歩く。

ご本人も数奇な運命を辿り兄弟で敵味方に分かれあわや最後の本土決戦で戦う手前まで行っていた。四人兄弟の次男にアメリカで生まれ、父親が亡くなったため母親の故郷、広島へ戻りそこで住む訳だが、彼は日本になじめず単身アメリカに渡り、親切な白人夫婦の庇護の元アメリカで生計をたてようとしていた。他の兄弟は日本に残り日本国籍を取得して日本人となる。その頃戦争が始まり日系人は収容所に集められるが、彼は何とかその状態を脱しようと手を尽くしたがどうにもならなかった。そんな時に日本向けの情報部の為の学校の生徒募集が有り喜んで参加、日本向けの情報解析を最前線にて行った。

広島に原爆が落ちた時、彼はこれでやっと戦争が終わると喜んだ。
しかし、広島と聞いた時は何も言えなくなってしまった。なぜなら彼の家族は広島にいるからだ。終戦によりGHQの一員として来日し漸く二ヶ月後広島に行く事が出来た。
幸い、家は残っていたが兄は背中の皮が無い状態で瀕死の様子。
母も原爆症のため後日亡くなるが、幸い弟たちは本土決戦に備えて吸収の部隊にいた為助かる事となった。彼も結局は母や弟の為軍隊で働き続ける。

GHQで通訳となった日系二世たち、個別の色んな事情があったと思うが彼らの苦悩が伺い知れる番組であったと思う。

最近、NHKは色んな特集、試みを行っている様で期待出来ると思います。
出来る限り見逃さずに見たいと思うのだが.......。
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by e_jovanni | 2006-08-17 01:00 | Peace

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