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シネマネットジャパン   

今日はNPO法人シネマネットジャパンを紹介します。

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シネマネットジャパンをご支援ください。
平成九年夏、寝たきりの一人暮らしの方や外出もままならない高齢者の方々に、昔なつかしい映画をお届けする奉仕活動を首都圏中心に八年間で上映回数五百三十回、延べ二万六千人の方々に映画を再会していただきました。
ここ数年、北海道・新潟・岐阜・和歌山・大阪・四国・九州などからの出前注文が急増してきました。 この出前上映を全国レベルに展開して欲しいとの要望にお答えすべき「シネマネットジャパン」と云うNPO法人を立ち上げることに致しました。 平成十七年七月二十九日には、内閣府から正式にNPO法人として認証されました。
NPO法人シネマネットジャパンは、映画と言う心の絆で結ばれた人のネットワーク作りを目指し、映画を愛して下さるファンのために、昔の名作を観ていただける上映会を開催していきたいと思っております。
上映を希望される全国のファンの方にも、映画の出前活動の志を持つ人々にも平等にCNJ会員になっていただき、奉仕される側と奉仕する側が対等の立場で志を一つにして、映画の出前活動を全国に広げていきたいと考えております。





ひとりで始めた自分ができるボランティア
山口百恵、近藤真彦、田原俊彦、松田聖子などが主演する青春映画の監督として名をはせた河崎義祐さんは、映画ファンへの積年の思いを語る。
シネマネットジャパン_d0040314_21475114.jpg「東宝の文芸名作路線で何本か監督した後、生まれて初めて映画にふれる小・中学生が「映画ってこんなにおもしろいんだ」と思ってくれるならそれでいいと割り切って、アイドル映画を量産しました。当時は、劇場から去っていった大人の映画ファンを二度と追いかけまいと思っていましたが、現在行っている上映サービスは、往年の映画ファンとの再会のようなものです」

ボランティアを続けながら、映画に携わったきた私が役に立てる分野は何だろうと考えました。劇場で見られなくなった懐かしい映画を寝たきりのお年寄りに見てもらう事なら、私ひとりでも
できるかもしれない。そう考え、最初は団体で見てもらうのではなく、たったひとりのための上映を考えました。

1996年、60歳を迎えた河崎さんは、発案を実行に移した。
「無理をせず、できる範囲で」の言葉どおり、たったひとりで始めたボランティアだ。全国から寄せられる注文に応えるために、車にスクリーンやプロジェクターなど上映器材を詰め込み、自ら運転し、映画の出前を続けた。阪神淡路大震災の神戸、新潟中越地震の被災地にも駆けつけた。2005年9月、上映回数は570回、動員数はのべ28,000人を超えた。広く事業を展するために2005年7月、NPO法人シネマネットジャパンの設立にこぎつけたばかりだ。

出前サービスで人気の高い作品
        洋画シネマネットジャパン_d0040314_2154285.jpg          「カサブランカ」
          「第三の男」
          「アラビアのロレンス」
          「素晴らしき哉、人生!」
        邦画
           「愛染かつら」
           「東京物語」
           「秋刀魚の味」
                    (小津安二郎監督)
高齢化社会が求める出前サービスを担う"シネマ伝導使"は、今日も全国で誰かのもとに
懐かしい映画を届けている。

「往年の映画ファンとの再会」、「映画と言う心の絆で結ばれた人のネットワーク作りを目指し」というのがいいところですね。
自分の好きな事、永年の仕事で貢献できるのは理想的です。
私自身も、映画は好きなのですが最近は年に1回行ければ良い方です。それほど見たい映画が少ないせいもあるのでしょうが映画館の椅子でじっとしているのがつらいし新しいのだったらDVDで見れば良いという気になってしまう。ただやはり映画館の大画面でじっくり見れるというのが本当は魅力なのですが、入場料が高い割りには本当に見たい映画をやっていないという事があります。
その昔、安くて名作をかけていた映画館によく通っていたものですが今は無くなっていますから行く事も叶わない。

東京では佳作座....JR飯田橋駅から外堀通りの交差点まで行くと、向かい側に見えるはずの「佳作座」が無くなっている(現在はパチンコ店)。他には新宿のATG系の映画館(名前は忘れました)ATG系では「ゴダール監督」の作品、佳作座では「俺たちに明日はない」等、洋画が多かったですね。ここは、また安かった。

大阪では北野シネマ....旧「北野劇場」「梅田スカラ座」「梅田劇場」の横、(現在のナビオ)「梅田コマ劇場」向いにあった、ATG(アートシアターギルド)専用劇場として有名でした。上記劇場を取り壊し時に無くなってしまいました。私が行ってた頃は、日本映画の名作週間としてよく上映していましたので「小津安二郎監督」の作品や「私が棄てた女」「黒澤明監督」の作品等この映画館で初めて知りました。「二十四の瞳」も最初の作品が良いですね。二年ほど前にやっと小豆島へ見に行けました。

どちらも写真を捜しましたがネットには有りません。
小津監督の作品も好きですが、黒澤監督の「生きる」...この映画には感動しましたね。それ以来何回も見て今ではDVDで時々見ています。
こういう名作を映画館で見る事はもう叶わないんですかね。
残念です。
「映画、出前します」河崎氏著書
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by e_jovanni | 2005-11-23 22:28 | 映画

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