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「キウイ・ハズバンド」の方が平和   

女性がリーダーシップをとる国、ニュージーランド

こういう女社会の方がよっぽど平和じゃないかな。
そういう意味では、ニュージーランドは先進国です。
Kate Sheppard...婦人参政権の先駆者です。
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------------海外通信旅レポートより----------
ニュージーランドの女性たちは、小学生のころから「ウーマン・リブ」や「男女平等」について学び、男性と同等であることを当然の権利として育つ。その最たるものが、この国の首相が女性だという事実。初の女性首相が誕生したのは1997年、その後1999年にヘレン・クラークが首相に選ばれ現在も留任している。
「キウイ・ハズバンド」の方が平和_d0040314_22245490.jpg 彼女の内閣は女性閣僚が全閣僚の約3分の1を占め、全国会議員の3分の1も女性で、平等参画とまではいかないが、国会議員に女性が占める比率は欧米諸国をはじめとした30カ国が加盟するOECD諸国の中で一番高い。ちなみに、政府や企業で重要な決定権を持つ人のうち、約4分の1から3分の1は女性といわれている。
「キウイ・ハズバンド」の方が平和_d0040314_22253740.jpg あまり知られていないが、1893年に世界で最初に婦人参政権を獲得したのが、何を隠そうニュージーランドの女性たち。アメリカの女性たちが参政権を手に入れたのが1920年、イギリスが1928年、日本にいたっては1945年と半世紀以上も後の話だから、世界史的に見ても、大変な快挙を成し遂げたわけである。そして、この「フロンティア・スピリット」こそが、現代に生きる女性たちが持っているたくましさのルーツともいえるのだ。10ドル紙幣には婦人参政権運動のリーダーを務めたケイト・シェパードの肖像画が印刷され、ニュージーランドが誇るスーパーヒロインとして人々に敬愛されている。
 さすがだなと思うのは、女性たちの躍進に対して、男性たちのやっかみが想像以上にないこと。社会全体が、女だから、男だからではなく、個人の能力によって機能していることをつくづく実感する。先進国の中で男女共同参画のレベルが一番低いと酷評されている日本は、このニュージーランドの成熟した大人社会に学ぶべきかもしれない。
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「キウイ・ハズバンド」の方が平和_d0040314_22273795.jpgこの方はニュージーランドでは本当にスーパーヒロインですね。記事には...
ニュージーランド人の男性たちは「キウイ・ハズバンド」と呼ばれている。「キウイ」とはフルーツのキウイではなく、ニュージーランドの国鳥でもある飛べない鳥のこと。キウイはメスが卵を産むと、オスがその卵を孵化するまで暖め続けるという習性がある。そして、ニュージーランドの男性は、キウイのオスのように、家事や子育てに非常に協力的なところから、「キウイ・ハズバンド」と呼ばれているのだ。....と書かれているがこんな社会の方がよっぽどうまく行くんじゃないかな。

new zealandのサイトには次の様に書かれている。

Kate Sheppard
The leader and main figurehead of the suffragist movement in New Zealand - the first country in the world to grant universal adult suffrage to men and women equally. Kate was a source of inspiration to suffragist and campaigners for equality between the sexes, both in New Zealand and throughout the world.

最後にkiwi(キウイ)の写真をどうぞ。
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by e_jovanni | 2005-11-20 22:35 | Peace

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