今でもカンパが集まるとは?!   

Excite <成田管制塔襲撃>過激派の元活動家が賠償金支払う

この時代に、その頃を知らない人たちがカンパをしているなんて信じられないニュースなんですが、まだまだこの社会にも心は残っていたのかな。
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(当時の現場写真)




ご存じ無い方の為に。
<管制塔占拠事件>----------------------------
成田空港開港目前の78年3月26日、「三里塚・芝山連合空港反対同盟」の開港阻止闘争に連動し、第4インターなどの活動家が、1万4000人の警備のすきをついてマンホールから管制塔に侵入、鉄パイプや火炎瓶などで機器を破壊した。開港は1カ月以上延期された。逮捕者は160人余り。中心メンバーの17人は航空危険罪や凶器準備集合罪などに問われ、懲役4〜10年の有罪判決が確定。うち1人は保釈中に自殺した。
---------------朝日新聞の記事より--------------
78年3月の成田空港管制塔占拠事件にかかわった元活動家16人が11日、国から督促された損害賠償金1億300万円を現金で一括返済した。カンパの呼びかけに、インターネットで支援サイトが生まれ、約2000人が募金し、約4カ月で賠償金が集まった。賠償問題に終止符が打たれた。
 元活動家らはこの日午前、現金を詰めたバッグ三つを手に国土交通省を訪ねた。
 国と新東京国際空港公団(現成田国際空港会社)が損害賠償を求めた民事訴訟では、95年7月の最高裁で約4400万円の賠償が確定。16人は支払わず、今春になって利子を含む約1億300万円の支払い督促の手続きがとられ、給与の差し押さえ命令が本人や雇用主に通知された。
 退職したり、勤務先から退社を促されたりする人が相次いだため、7月にカンパを求めた。勝手連的な支援サイトが開設され、個人のブログで応援する人も続出。10月末には1億400万円を突破した。
 カンパの半分強は16人を含めてかかわった組織が出したが、そのほかに事件後に育った若者たちもいた。振込用紙の通信欄やネットの書き込みには、「事件当時は小学生だった」「実力闘争を知らない30代半ばの主婦です」など若い世代からの声もあった。
 1000円をカンパした東京都内の会社員男性(30)は「活動家と聞いてもピンとこない。他人の物を壊して弁償しないのもおかしいと思うが、映画のような事件や、長く服役しても悔いはないという生き様には共感も覚えた」と話す。
 元活動家の同僚の男性(35)は「暴力はどうかと思うが、いま明るくまじめに働いている先輩には同情もある」として3万円をカンパした。
 16人の一人で、東京都内の会社員、中川憲一さん(58)は国交省の前で「これで我々16人は解放されました。みなさんのお陰です」と話した。
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もう活動家といっても何の事か分からない世代がほとんどの時代に半分としても5000万ほどの金額が集まった事に驚きを禁じ得ない。
ネットを検索してみると、未だに当時の組織のままに残っているし活動家も歳を取っているが存在する様である。4トロがまだ存在したとは?!

これも今の時代の閉塞感が為せる技なのかなあ。
しかし利子が6000万って、国の延滞税はすごいですからね。
執拗に支払い督促がくるものですが10年経て突然来るという話は初耳です。
95年当時だったら(震災関連ばっかりだったからこのニュースは全く記憶に無いです)このカンパは無理だったと思います。というかこの程度の金額だったら組織で出せたと思いますが。

知らないからこそ、人道的にカンパが集まったのでしょう。
官僚はびっくりしたでしょうね。
亡霊が出てきた感じでとまどったでしょう。
そう言う意味では格好良かったのかな?!
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by e_jovanni | 2005-11-12 00:14 | 政治

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