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惜しい!!  あまりにも惜しすぎる!!!   

Excite 頼りにしてたのに…」 米朝さん、早すぎる死悼む

桂 吉朝 師匠
2005年11月8日死去。50歳。
今日の夕刊で初めて知った!!
実力派の落語家、米朝師匠の後継者と目された人物
なのに、なぜこんなに早く?
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合掌。




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桂吉朝 落語家

本名/上田浩久 昭和29年11月18日生まれ・大阪府出身今宮工業高校卒業後、
昭和49年1月 桂米朝に入門惜しい!!  あまりにも惜しすぎる!!!_d0040314_22411136.jpg現在、米朝一門を担う次世代リーダーとして
(落語界周辺では)注目を集める。
師匠・米朝の落語の「端整で正統派」的な部分を多く引き継いでいる。
1995(平成7)年に上方お笑い大賞金賞を、2001(平成13)年に大賞を受賞。
落語界以外の人脈も豊富で、豊竹英大夫・三世桐竹勘十郎氏と文楽と落語の融合を試みたり、茂山家と狂言と落語の融合を試みたりと、精力的に活動中。
作家・中島らも氏(故人)との親交もしられており、氏の著作『寝ずの番』には多くのエピソードを提供している(講談社文庫版では、あとがきを担当)。
わかぎゑふ氏主宰の『リリパットアーミー』では、役者として舞台に上がることもあった。
2004年秋から体調を崩し、2005年夏に一時復帰したが、2005年11月8日死去。50歳。
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実は、個人的にもよく知っている方で何年か前に落語会主催時に世話になったし、その時酒も酌み交わした事もあり独演会に行った時も後で楽屋にお邪魔してお疲れ様の輪に加わったという事も有ったので、こんなに早く亡くなるなんて驚きです。
最近は、連絡する事も無かったので、どうされてるか知らなかったのですが癌に冒され闘病中だったとは?!
本当に生真面目な性格の方で、当然米朝師匠の後継者だったと思っていたのですが、当時小米朝はまだ出たてのぼんぼんで、まだまだ前座でしたから相手にされていない所が有りました。
「地獄八景亡者戯」この長い話を初めて演じた時には、さすが吉朝と思ったものです。


ある落語作家の言葉を紹介しておきます。
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■八面六臂(はちめんろっぴ)の桂吉朝

2001年12月末、桂米朝門下の実力派である桂吉朝さんが、読売テレビ主催の「上方お笑い大賞」という文字どおり大きな賞を受賞されました。これまでは、どちらかというとテレビやラジオなどのマスコミで活躍したり話題になった人が受賞することが多かっただけに、地道に落語一筋でやってこられた吉朝さんの受賞は、快挙といえましょう。惜しい!!  あまりにも惜しすぎる!!!_d0040314_22575892.jpgまた、2001年は受賞にふさわしい、目覚ましい活躍ぶりでありました。大阪・京都・東京をはじめ、全国で精力的に独演会を行って成果を挙げておられましたし、10月には国立文楽劇場において、かねてよりの念願であった、師匠である人間国宝・桂米朝師匠との二人会を開き、立ち見も出るほどの大入り満員、大盛況となりました。  また文楽・狂言・講談といった、他の分野とのコラボレーションの会も積極的に行っておられます。中でも、落語と狂言の会「お米とお豆腐」では、トークのコーナーで普段は聞けない裏話を披露されたり、能楽堂での落語の上演や新作の狂言を上演、という企画で、落語ファンが狂言好きになったり、その逆もあったり…とファンの垣根を取り払う良い機会となっています。ちなみに「お米とお豆腐」という会の名前は、米朝一門の「米」と、狂言の茂山家の家訓「お豆腐狂言」とを合わせたものです。
 今では六人のお弟子さんを抱える吉朝さん、必ずや21世紀の上方落語を支える屋台骨となる人なのです。
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21世紀の上方落語を支える屋台骨となる人が、なにゆえこんなに早く逝ってしまうのか?
残念でなりません。しかし、どうしてネットでニュースになってないのかな?
大阪はローカルですかね。探しきってないのかな?
(失礼、有りました。昨日のニュースでした。)

是非、お別れの会に出席したいと思います。
最後に、もう一度合掌。

by e_jovanni | 2005-11-09 23:04 | 雑記

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