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"It"と呼ばれた子   

\"It\"と呼ばれた子_d0040314_150243.jpg

原作者の言葉より
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 今日の憎しみはエスカレートして、いつか癌のように自分を蝕みます。
例えば誰かと喧嘩をして怒ったまま床につくと、翌朝は怒りが増して
います。
そしてもっとひどいことを言い続けたり、無視し続けたりすることに
なります。
許すことは強い意志を持つことであり、時間を要します。
でも許そうと決意すると、それまでとは違う角度から物事を見られ
るようになります。
私たちには憎しみという安易な道をとるか、許しという長く努力を
要する道をとるか、ふたつの選択肢があります。
許すとき、私たちは自分を縛る過去の鎖を断ち切って、
自らの人生を選ぶことができるのです。
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過去の憎しみを断ち切っていかない限り自らの手で自らの人生を
選ぶ事が出来ない。

すごく良い言葉だと思うのですが、この言葉をある人に投げかけると

「すぐにとまで言わないですけど僕は憎しみを捨てます。
過去は過去で振り返らず前に生きていきます。
時間はかかるけどがんばります。」

という返事が返ってきたのは一ヶ月ほど前で私も分かってくれたのか
と安堵してたのですが。

昨日の事です。

「僕はやっぱり今までの17年間の憎しみ苦しみ屈辱を
絶対に忘れることなく残していくことに決めました。
必ず見返してやると。」

これじゃ元の儘です。
憎しみから抜けない限り病気からも抜けられないでしょう。
見返すたってそれじゃ無理だよ。
永遠にLoopするしかないのか。
どうして分からないのかなあ?
これも病気のなせるわざかなあ。
これ以上関わっていくのもシンドイなあと思えます。

by e_jovanni | 2005-10-02 15:28 | ニート

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